親鸞の命日に当たる28日、真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)で「坂東曲(ばんどうぶし)」が営まれ、8日間にわたる法要「報恩講」を締めくくった。  僧侶約80人が、独特の節回しで声をしぼり出すように声明(しょうみょう)を唱和。着座したまま、上体を前後左右に激しく一斉に揺り動かし、堂内を熱気で包んだ。  真宗十派で坂東曲が残るのは大谷派だけ。越後に流罪となった親鸞が、荒波に揺れる船上で念仏を唱えた姿を再現したとの説もあるが、由来は定かでない

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